8月4日(月) 映画「GODZILLA」鑑賞

今日は休みで時間を有効に使おうと
待望の映画「GODZILLA」を一番早い上映時間9:05の回を
ネットからピンポイントで席を予約した〜☆

そこまでは良かったんですが、今朝変な時間に目が覚めてPCを少し触り
目覚ましを掛けないで二度寝したみたいで
寝ながら「うん? こんなに長い時間寝れるわけないじゃん??」と頭が起きて
目が覚めて時計を見たら、なんと8:30! 目を疑いました…w

上映開始まであと35分!
慌てて身支度もままならぬまま5分で家を飛び出し
車で映画館のあるイオンモールむさし村山に直行した。
朝の通勤時間帯で混むと予想していて
当初は早めに家を出ることにしていたので焦りましたw

知っているあらゆる裏道を駆使して
30分以上は掛かるだろうと思っていた通勤時間帯の道のりを
なんとイオンモールむさし村山まで15分で到着!
現地に8:45に到着しましたw ちょっと神業的な力を発揮w

映画館は「AEON CINEMA」 イオンモールむさし村山の3階にあります。

映画館前には8:50に到着。
まだ上映時間まで15分もあった冷や汗 ホッとしたひと時でしたw
朝早くから夏休みということで、チケット売り場は子供ずれで行列を作ってました。
自分は事前予約していたので、発券機から直接発券すれば良いので焦らずにすみました。

イオンモール内の柱に貼られた「GODZILLA」の巨大ポスター。

座席は、いつもの後ろから2列目のど真ん中の席〜☆



GODZILLA」」評価★★★☆☆

日本の1954年の初代「ゴジラ」を継承しつつ
ハリウッド版として製作され前評価も高く期待して観ました。

冒頭、1954年に行われたビキニ諸島での水爆実験が描かれていて
日本の初代「ゴジラ」では、その放射線を浴びた恐竜が突然変異をして
ゴジラ」に進化するという設定。
しかし今回の「GODZILLA」は、その水爆実験は
実は古代巨大生物を抹消するための実験に見せかけた殺傷行為だった。

同じ水爆実験から話が始まるが、核保有国と被爆国では
最初から描く構図が違うなと思った。
既にここから自分は、この映画に疑問をもってしまった。

日本版初代「ゴジラ」は、身長50メートルの怪獣で、
人間にとっての恐怖の対象であると同時に、
「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。
また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、
人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品だった。

では、ハリウッド版は…。
保有国だから日本と同じようには描けない
反核は叫ぶことが出来ないから、核兵器で人間が生み出した怪獣なんて設定は言語道断。
だから核兵器で人類を脅かすだろう巨大生物を抹消するという
保有国ならぬ正当な理由づけにしたのだろうと推測しました。

日本版初代「ゴジラ」は、核は地球を滅ぼすと云わんばかりに
人類に警告するように暴れ、街を破壊し、全てを無にして恐怖の象徴だった。

でもハリウッド版「GODZILLA」は人類に危害を加えない。
自身で街を破壊したり暴れたりしない。

逆に暴れたのは放射性物質をエサとして原子炉を襲う「ムトー」という
恐竜?怪獣? う〜ん怪獣だろうなw
つがいで登場し原子力発電所原子力潜水艦、核ミサイル等を襲う。
なぜ近くの主人公も乗っている原子力空母「サラトガ」を襲わなかったのは疑問だw

GODZILLAは本能で、このムトーを敵と認識し戦いを挑み
芹沢博士が言うように「自然における力の均衡を保つ」ために戦ったようだ。

ここでは、日本版「ゴジラ」の怪獣同士の対決で描かれた
人類の味方として扱われた時代のゴジラがいた。

人類に危害を加えたムトーを退治し海に消えて行く。
何もなかったように…。

GODZILLAにとって人類は何だったんだろう…。
そう疑問を抱かせる終わり方だった。

この映画ではGODZILLAは人間を襲わない。
自分の体内の原子炉があるくせに
放射線物質を喰らうところは一度も描かれていない。
実際に原子力空母「サラトガ」を目の前にするが
海に潜って空母を避けた感じだw
目の前に大好物の核があるというのに…。



ということで期待を裏切られましたので、自分は評価★3つです。
ハリウッド版の次回作も決まっているようですが
やっぱりゴジラは「破壊神」でなくてはならないのです。
自分は、やっぱり東宝ゴジラ派ですね〜☆